『家を買おうと思うけど、新築は高いし、かといって中古もなぁ、、、』
『自分にはどっちが合ってるのかなぁ』
『最近リノベーションってよく聞くけど、実際はどうなんだろう』
と考えてる方向けの記事です。
本記事の内容です。
・それぞれの特徴を理解する
・こだわりを盛り込めばどちらも高くなる
・こだわりと予算で選ぶ
わたしは数ヶ月前より家の購入を検討し始め、最終的には中古物件を購入し、リノベーションしました。
新築を検討→築浅中古+リフォーム→中古+リノベーション
という変遷を経て、全てを見積もり・検討したので、体験したことをお伝えすることができます。
最終的には、自分の理想と予算とで決めていきます。
そのつもりで読んでいただければ幸いです。
それぞれの特徴を知ろう
まずはそれぞれの特徴を知らないことには比較のしようがありません。
新築物件の場合
ほとんどの人は、買えるなら新築がいいと思うでしょう。わたしもその1人でした。
新築の特徴は、
・新品の建物に住める
・こだわりを盛り込める(注文住宅なら)
・立地等を自由に選べる
などメリットはたくさんありますが、上記を高望みすればするほど、金額は跳ね上がります。
なので結局はこだわりを反映できず、また郊外に家を構えなければいけない、、、なんてことも往々にしてあります。
また、予算を抑えようとすると壁や床材などがどうしてもチープになります。
住宅展示場などで見ることのできるモデルルームはフル装備です。あれを再現しようとしたら、ある程度収入の高い家庭しか難しいでしょう。
わたしが新築を検討した時に感じたことは、「意外と我慢するところが多い」でした。
築浅中古+リフォームの場合
リフォームは定義が難しいですが、その場所の機能は変えずに、設備を新しくすることです。
例えばお風呂場が古くなってきたのでシステムバスを入れる、といった具合。
築浅といえば築10年前後でしょうか。見た目は新しいものの、細かいところに傷や家具の跡などがみられます。
特徴としては、
・立地の良いところも候補に入る
・ぱっと見は新しいがよく見ると粗が見える
・リフォームすると建売新築程度はかかる
新品というステータスを捨て、建売新築ほどの金額で好立地・ある程度のこだわりを反映させることができます。
わたしが感じたことは、「ちょっとしたところに古さがあり、意外とこだわりも反映できない」といった、あまりいい印象ではありませんでした。お得感がないというか、際立つ良さがない、中途半端な感じ。
中古+リノベーション
リノベーションの定義も難しいですが、間取りごと変えてしまうのが特徴でしょう。
壁を壊して2部屋を1つにしたり、キッチンの場所を変えたり、といった具合です。
ここでは築年数のたった物件を狙っていくことになります。築30年とかはザラにあります。
特徴としては、
・思う存分こだわりを盛り込める
・雰囲気をガラッと変えられる
・どうしても古さが少し残る
リノベーションは思った以上に自由です。間取りもかなり自由に変えられ、床、壁、設備などは新築のようになり、そこにこだわりを反映させる事も可能。
例えば和モダンなデザインにしたり、南国リゾート風をコンセプトにしたりできます。
その反面、ちょっとしたところに古さは目立ちます。例えば窓のサッシだったり。
お金をかければそれも変えられますが、やはりお金はかかってしまうので、どこをこだわって、どこは妥協するのかという考えが必要です。
わたしが感じたのは、「メリットデメリットがあるけど、ここまで自分の理想を反映できるとは思っていなかった」ということです。自由度はかなり高いです。
こだわりを盛り込めばどれも高くなる
「新築は高くて、中古リノベは安い」
というのが普通の認識でしょうが、実際はどちらもこだわった分だけ高くなるが正解です。
中古を買ってリノベーションでも、こだわりまくれば新築を超えます。実際わたしはリノベーションで、一般的な建売新築くらいの価格になりました。
同じお金を出して古い家に住むなら新築にしたほうがいいじゃん、と思うかもしれませんが、ここは考えようです。
中古+リノベの方がはるかに好立地で広く、こだわりを詰め込んだ家が出来上がります。
わたしの場合は想定していた家よりも3部屋ほど多い中古物件を購入し、壁をぶち抜いて広々としたリビングにしたり、もう一軒家建てられるほどの庭を手に入れたり、床の材質から全てをこだわった内装にすることができました。しかも好立地で。
そんな事もあります。これが中古+リノベの楽しいところです。
こだわりと予算で選ぶ
ですので重要なのは、自分が何をこだわるか。
自分が出せる予算の中で、新築ならどこまで出来て、中古ならどんなものが買えるかを把握する事。
そしてその中で、自分のこだわりをどこまで反映できるかを知ることが大事です。
そしてそのためには、自分がどうしても外せない、こだわりたいものを決めておくことが大事です。
新しい家に住みたい方が中古リノベを検討しても意味ないですしね。
自分の曲がらない軸を持っておきましょう。
まずは行動
新築を見たいならハウスメーカーの住宅展示場に足を運びましょう。そこに飾ってあるのは贅を尽くしたモデルルームですが、大体の予算は示してくれます。
中古リフォーム、あるいは中古リノベならまずは資料請求してみましょう。その上で店舗を訪ねるか、オープンハウスがあれば行ってみましょう。実際の施工事例を見るのが1番です。
わたしはリノべる さんのオープンハウスに行ったところから、リノベーションへの道が始まりました。おしゃれな施工事例は魅力的で、自分がそんな家に住む未来を見ることができます。