あるバンドマンの話
何かに没頭するということは、童心に帰るということ
ここ最近(というか10年近く)、何かに没頭するといった感覚になったことがありません。
思い返してみれば、最後に没頭したものといえばバイクの免許を取って乗り出した頃でしょうか。
そのころは最新の車種から旧型のものまで、そのスペックから特徴まで頭の中にあり、バイクに乗りたい!と言っている友人に合うバイクを紹介してみたりしてました。
そのころはとにかくバイクのことになるとワクワクしていて、まさに『童心に帰る』という言葉がしっくり来ていたと思います。
すなわち、私の中では没頭するということは童心に帰るということ。
その『童心に帰る』ことが月日を重ねるうちに、年を取っていくうちに段々と少なくなっていることが、没頭していないということにつながっているのだと思いました。
童心に帰りたい。
年を取ればとるほど難しくなりそうなもの。
それをするためにどうすればよいのかと考えましたが、一つ分かったのは、新しいことにチャレンジすること。
そのことが新たな感覚となり、時にはワクワクするかもしれない。
そのバンドマンも、音楽が好きで始め、続けていくうちに新たなチャレンジが見つかり、それに果敢に向かっていくことで新たなステージへ進んでいく。それを繰り返してどんどん好きになって言ったのかなと思いました。
チャレンジはおっくうだ。しかしその先にはワクワクが待っているかもしれない。
今の自分に足りないのはワクワクだ。
ワクワクしたい。
ならチャレンジしよう。とにかくやってみよう。
そんなことに気づかされた一日。
今度彼に一杯おごろう(ちょっと悔しいから理由は言わないけど)