筋トレにはプロテインが必要という認識は一般的なものだと思います。
筋トレ後にはプロテイン!というのはとても良く聞きますよね。
しかし、筋トレをしている人の中には、プロテインを飲んでも意味がない、すなわち必要ない人がいます。
今回はそんな「プロテインが必要無い人」の特徴を紹介していきます。
プロテインが必要無い人の特徴
以下の通りです。
- 追い込むほど筋トレしていない
- 極端に食べる量が少ない
- 食事の量が人よりかなり多い
追い込むほど筋トレしていない
筋トレは追い込んでこそ意味があります。
追い込むとは、
「これ以上挙がらない、、、というところから気力を振り絞ってもう一回を挙げる」
というイメージで、それくらいの状況まで追い込むことが大事。
追い込むこともせず適当に筋トレをしていては、筋肉が成長することもないので、プロテインを飲む必要なんてありません。
無駄にカロリーを取っているだけです。
極端に食べる量が少ない
「極端に」というのは、基礎代謝分のカロリー程度、あるいはそれ以下しか食べていない状態のことです。
ちなみに基礎代謝とは、寝ている状態で1日過ごした時に消費するカロリーのことです。基礎代謝を知ることはボディメイク、特にダイエットをする上でとても重要になってきますので、この機会に是非とも覚えておきましょう。
自分の基礎代謝はこちらのサイトで簡単に計算できます。
話が逸れましたが、基礎代謝以下の食事しかとっていない人は筋トレしても筋肉は付きませんし、そんな状態でプロテインを飲んでも意味がありません。
よって、プロテインを飲む必要はありません。
(というより、まずは食事をちゃんととりましょう。)
食事の量がかなり多い
これまでの2例とは別で、逆に食事を多くとっているパターンです。
この場合、タンパク質も十分にとっている可能性があります。
筋トレをしている人が取るべきタンパク質量は体重の2倍(g)だといわれていますので、食事でそれだけとれている人はさらにプロテインを飲む必要がありません。
むしろ食事で必要なタンパク質量が取れているので、理想とも言えますね。
ちょっとパターンが違いますが、こういった場合もあります。
自分がどのくらいタンパク質を必要なのかは以下の記事に詳しく書いてますので、興味のある方はどうぞ。
プロテインが必要ない人=それ以前の問題
プロテインが必要ない人は、「プロテインを取る前に改善しなければいけないところがまだまだある人」というケースが多いです。
筋トレは食事が7割ともいわれるように、食事をしっかりとコントロールしないと筋トレの効果が薄くなってしまいます。
そのような状態でプロテインだけ飲んだとしても、やはり効果は低いです。無駄にカロリーを取って太ってしまうことさえあります。
逆を言えば、食事をしっかりとコントロールして条件を整えれば、プロテインは効果的なサプリになります。
筋トレにおける適した食事に関しては以下の記事にまとめてます。よろしければどうぞ。
プロテインが必要な人
逆にプロテインが必要な人は、
- 食事で栄養がしっかり摂れている
- 筋トレでしっかり追い込めている
人で、なおかつ必要なタンパク質量を食事から摂りきれていない人です。
こんな人は、必要なタンパク質量を確保するためにプロテインを利用することで効率的に筋肉をつけることができます。
プロテインの種類とオススメは、こちらの記事にまとめました。
タンパク質は出来るだけ食事から摂ることが理想です。食材ごとのタンパク質コスパはこちらの記事でまとめてますので、これを見ながら献立を考えてみてください。
プロテインを効果的にとる方法まとめ
まとめます。
プロテインはタンパク質のこと。足りてなければ簡単に補給できる便利なアイテム。
プロテインが必要無い人は筋トレで追い込めていないか、食事をないがしろにしている人。
まずは食事を見直し、タンパク質量が足りない場合はプロテインで補填する。
大事なので何度も言いますが、筋肉をつけるには、
- 栄養をしっかり摂り
- タンパク質を必要量確保した状態で
- 筋トレで追い込む
ことが必要です。
プロテインはタンパク質です。食事では摂り切れないタンパク質を補給するためにとても便利なサプリです。
まずは食事をしっかりと摂り、そのうえでプロテインを有効活用していきましょう。