出張続きなので、読書量が増えています(なぜか出張になると本が読みたくなる)
仕事したくない(というか、今の仕事がしたくない)ので、タイトルに惹かれて買ってみました。
複数の会社を経営していながら、週の労働時間は21時間という著者。午前中だけ働いて、午後は自身の能力を最大限発揮するために精神的・環境的に高められる活動を行なっているというライフスタイル。仕事場はビーチリゾート。場所や時間にとらわれない生き方。
『働かなくても楽に稼いで生きれる!』といったものではなく、『働く時間を最小限にするために、能力を最大限発揮する!』といった趣旨です。
以下、読書メモ
自分を徹底分析している
『自分の能力を最大限発揮する』ために、自分を徹底分析している印象が強かった。
- どの時間に頭が最も回るのか
- メールを打つ時間はいつがいいのか
- 朝、何をすれば頭が冴えるのか
などについて調査・検討して、自分の能力が最大限発揮できるよう仕組み作りしていた。
ここまで自己分析することで能力の最大化を図れるという考えに共感。
待ち時間を最高にクリエイティブな時間にする
その中でも特に印象に残ったのが、待ち時間の使い方でした。
待ち時間(移動時間も含む)は普段の生活の流れから切り離された時間で、しかも自分でどうすることもできない強制的な時間。
人は強制的に時間を決められた状態で、高い集中力を発揮するものであり、その時間は強烈な成果を出すことが出来るというものでした。
あらかじめ考えるべき事をいくつもメモしておき、たとえたった5分であっても思考に集中するようにしているそうです。
この『強制された時間の方が集中できる』というのは共感。
逆に自由な時間でなにか物事をすると、他のことに気が散ってしまい捗らなくなる、といったことがよくあります。
強制された時間をうまく使い、さらには自分自身で『強制された時間』を作ってしまうことで有効利用できると思います。取り入れます。
スマホをあえてOFFにする
スマホはいつも手元にあり、しかも誘惑が非常に多い。集中していても、スマホがなるとどうしてもそちらに気が行ってしまう。
100%の力を常に出すことが、働かない働き方を達成する手段なので、仕事時間を減らすためにスマホを手放す。
その考えも共感できます。取り入れよう。
まとめ:『働かない』ではなく、『働く時間を最小限にする』提案
タイトルから想像してたのとは少々違ってましたが、タメになる情報が多く読んで良かったと思える本でした。
ここで紹介したのは一部なので、興味が湧いた方は是非読んでみてください。
関係ないのですが、校閲の大切さが分かった本でもありました。まあまあ誤字脱字が多い。これ以上多いと内容に集中できなくなるとも感じたので、自分も注意したいです。
それを考慮しても良書と思います。