腕の筋肉は他のトレーニングで鍛えられるからする必要はない、、、
初心者は腕を鍛える前に他の大きな筋肉を鍛えるべきだ、、、
という考え方はよく目にすると思います。
『腕だけ鍛えてる人なんて何もわかってない』みたいな。
しかし私は、初心者でもしっかりと腕を鍛える必要があると思います。
それは『トレーニング』や『筋肥大』という観点から腕トレを見るのではなく、『承認欲求』という観点で見た場合にとても有効なトレーニングだからです。
なぜ腕トレはすべきなのか?どの腕トレをすればいいのか?について、詳しく見ていきたいと思います。
腕トレは必要ない?
腕の筋肉は、筋トレをしたことない人ほど鍛えようとしがちで、少し勉強した人はトレーニングせず、上級者になると再びやるようになる、といった印象です。
トレーニングの観点からは、まずは体の幹の部分(胸、背中、脚など)をしっかり鍛えるべきで、腕はその後で鍛える細かい筋肉であるという考え。
またダイエットの観点からは、腕の筋肉は小さいので、鍛えても代謝アップには繋がりにくく、そのため重要視されていないことも多いです。
どちらも正しいと思います。確かに胸や脚などをしっかり鍛えるべきだと思いますし、それらの部位に比べて腕というのは小さい筋肉です。(三頭筋は結構大きいですが)
しかしそれでも、私は腕の筋トレはしっかりとやるべきだと思います。
理由はただ一つ、見られるからです。
腕の筋肉は一番見られる
腕の筋肉は一番目につくところです。筋トレしてると聞いて真っ先に思いつくのはたくましい腕ではないでしょうか。
筋トレしてるという話になると、腕触らせて!という言葉がよく返ってきます。
そんな時に、見事な力こぶがあればどうでしょう?
そう、とても気持ちいいんです。
褒められでもしたら最高の気分。
私はこの部分、とても大事なことだと考えています。
誰かに自分の努力してきたことを評価してもらえるのはとても嬉しいですし、やる気にも繋がります。
もっと頑張ろうというエネルギーになる。
『自意識過剰すぎでしょ』
『誰もがそんなにちゃんと見て言ってないよ』
という意見もあるでしょうが、それでもいいんです。
筋トレは詰まる所、自己満足の世界です。別にやらなくったって困ることはないのですから。
それでもやるのは、自分自身が満足したいから。
そんな時に少しでも褒められると、その満足感が得られます。
それが次への原動力になる。
初心者が躓きがちな、『効果が見えなくて辞める』というハードルを越える助けになるのです。
他のトレーニングにも効果あり
何も見た目だけではありません。他部位のトレーニングレベルを上げるのにも、腕のトレーニングは効果があります。
例えば胸トレ。ベンチプレスやチェストプレスは大胸筋を鍛える種目ですが、腕の筋肉(主に三頭筋)も使います。
ある程度の重量になってくると、胸よりも先に腕が疲れるようになってしまい、胸を追い込むことができなくなります。
これを防ぐために腕の筋トレをしておくと、それだけ疲れるのが遅くなり、本来鍛えたい胸の筋肉を十分に追い込むことができるのです。
大きな筋肉も鍛えるのは前提
かといって腕の筋肉だけ鍛えるのは良くありません。腕だけ太いのに後はヘロヘロ、、、みたいな体ははっきりいってカッコ悪いですからね。
そもそも腕だけ鍛えようとしてもあまり効果は出ません。
あくまでも全身の大きい筋肉のトレーニングをして、その際腕の筋肉も負荷がかかるので追い込まれ、最後の一押しに腕の筋トレをするのが理想的です。
腕のおすすめトレーニング
というわけで、オススメの筋トレ種目です。
やり方としてはかなりシンプル。普段の胸・肩・背中などの筋トレに次の種目をプラスするだけです。
種目自体も珍しいものではなく、代表的なもの。
- 腕の二頭筋(力こぶ)にはダンベルカール
- 腕の三頭筋にはトライセプスキックバック
あたりをやっておくといいでしょう。
ダンベルカールの動画はこちらがおススメです。
ダンベルカールのやり方やポイントを解説【上腕二頭筋のトレーニング】
トライセプスキックバックはこちら。
katochan大好き。
これだけでも結構大きくなります。
筋トレしてない人から、腕すごいね!と言われるくらいにはなります。
まとめ:モチベーションが一番大事
何事も継続が大事です。筋トレもそう。
他の記事でもなんども言ってますが、継続するにはモチベーションの維持が重要です。
今回のように、ちょっと褒められるだけでもやる気はみなぎってきます。
ダイエット効率が〜
小さい筋肉だから〜
という考えももちろん正解ですが、一番継続に直結するモチベーションを上げる手っ取り早い方法なので、やらない手はないと思います。
筋トレに対する考え方は色々ありますが、こんな考え方もあってもいいのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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