筋トレしている人にとって、1つの夢である(だろう)ホームジム。
ただ大きなハードルとして立ちはだかるのが、スペースの問題。
ホームジムには6畳以上は必要という意見が多く、一部屋をホームジムに変えることなんて無理だと諦めてしまっているのではないでしょうか?
私は今回、マイホームを建てるにあたって念願のホームジムを手に入れましたが、その広さは4畳以下(3.5畳)です。しかも書斎も兼ねているので机も置いてます。
それでも大満足なトレーニングができています。
今回は私のホームジム部屋を紹介し、選んだ器具と、それを選んだ考え方について書いていきます。
全体の写真
ホームジム兼自分の部屋です。
以下のものが置いてあります。
- バーベルラック
- バーベルシャフト180cm
- プレート85kg分
- ダンベル3セット
- ベンチ
- トレーニングギア
- PCデスク100×70センチ
- 椅子
これで筋トレからPC、ゲーム、勉強や読書までできます。
広さ
広さは3.5畳です。
正確には2.50×2.56mの広さです。
かなり狭いですよね。一般的なお宅の狭い部屋でも4.5畳はあるんじゃないでしょうか。はっきり言って極小スペースだと思います。
それでも上記の設備を置くことができます。
筋トレをするにあたって、これだけあれば本格的に鍛えることができます。
ホームジムを構成する方法
広ければ何も考えずに欲しいものを置けばいいですが、極小スペースで、、、となると、色々と検討していく必要があります。
ここからは検討の仕方について考えていきましょう。
1.まずは部屋の寸法をしっかり把握する
まずは部屋の面積をしっかりと確認しましょう。
部屋の内寸を測ります。柱や既にある家具など、出っ張っているところがあればそれも正確に測りましょう。
「何センチ」くらいの精度で測ればOKです。
2.部屋を紙に書いてイメージする
測った寸法を紙に書きましょう。机上に部屋を再現するイメージです。
縮小して書いてもいいです。ただしルールはしっかりと決めましょう。
例えば「寸法を1/10で書く」などです。こうすれば、部屋の広さを間違えずに書いて、イメージすることができます。
3.置ける器具をリストアップする
次に、部屋に置きたい器具をリストアップします。
小さいものでも出来るだけ正確に出しましょう。
amazonなどのネット通販でも、だいたい寸法が書かれていますので、それをメモしていきます。
注意:パワーラックは高さに注意
パワーラックを置きたい場合、高さに注意しましょう。
特にチンニング(懸垂)をしたい場合はパワーラックの上30cmくらいは頭が出るので、その分の余裕は見ておきましょう。
4.決めた器具をセットしてみる
机上で、です。まだ買ってはいけません。
- どの位置に何を持ってくるか
- それが本当に入るか
を何パターンも紙に書いてシミュレーションします。
ここで「入りそうだ!」と思っても、もうちょっと待ってください。
次が1番大切です。
5.動線を考える
動線とは、人が動く時に通る道のことです。
例えば横幅ぴったりに入るような大きさのバーベルを買っても、プレートの着脱ができなければ意味がありません。
例:プレートの着脱は20cmはスペースが必要
バーを買ったはいいけど、壁からギリギリでプレートがはめられない、、、なんてことになりかねません。
プレートは結構重くて大きいので、扱いは難しいです。最低でもバーの端から壁まで20cmは確保したほうが良いです。できれば30cmは欲しいですね。
逆に部屋の広さからバーの長さを変えてもいいですね。一般的なものなら160cm、180cm、200cmがありますので、部屋に合わせて選びましょう。
例:ベンチを動かすスペースも必要
ラック下にいつもベンチがあると邪魔な時もあります。スクワットとか、デッドリフトをする時ですね。
ベンチを移動できるスペースも考えておきましょう。その際、ベンチは結構重いので、ローラー付きをオススメします。ローラーで動かすのも、持ち上げて動かすのと同じくらいのスペースがあれば大丈夫です。
選んだ器具とその理由を紹介
上記の検討を行い、部屋の広さと各設備の大きさを考えて、4畳以下でも置ける前提で選んだのは以下の通りです。(大きい設備だけ)
バーベルラック
パワーラックにしたい気持ちがあり、スペース的にも入ったのですが、バーの取り回しやラックの柱が邪魔になると判断し、今回はパス。代わりのものとして、こちらのバーベルラックにしました。
GronG(グロング) バーベルスタンド ベンチプレスラック スクワットラック セーフティーバー搭載 高さ調整/幅調整可能 耐荷重250kg
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メリットは
- ベンチプレス〜スクワットまでできる
- 部屋に合わせてラックの幅が調節できる
- セーフティバーが広い
特に、ラックの幅が調整できるところが最大のメリットです。
部屋の広さやバーの長さによって調整できるので、汎用性が高くオススメです。
レビューも書いてます。
≫グロング バーベルスタンドは部屋のサイズを気にせず置ける最高のアイテムだった
バーベル
部屋の広さが250cm四方なので、200cmのバーだとちょっと取り回しにくいと思い180cmをチョイス。
IROTEC(アイロテック) アイアンバーベル ダンベル 100KG セット【バーベルシャフト180cmワイドグリップタイプ】 ベンチプレス 筋トレ トレーニング
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このバーベルはコスパがよく、バーベルとダンベル一式を安く揃えたい方にお勧めです。
≫【レビュー】アイロテック アイアンバーベルで理想の片田に近づきます
ベンチ
バーベルラックを壁につけるとしても、ベンチはそこからさらに10〜20cmは離さないといけません。
その分部屋の中央に出てくるので、できるだけコンパクトなものにしました。
その上で、
- インクラインができる
- デクラインができる
- ショルダープレスができる
- ローラーが付いている
というところから、こちらにしました。
[リーディングエッジ] マルチポジション フラットベンチ インクライン デクライン ダンベル トレーニングベンチ 折りたたみ式
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クッションもしっかりしていて、買って正解でした。
レビューはこちら。
≫リーディングエッジ マルチポジションベンチは機能・サイズ・コスパを備えたベンチだった
デスク
こちらはトレーニンググッズではなく書斎関係。トレーニングに器具が揃ってから選びましたが、
- ベンチの移動に邪魔にならない大きさ
- PCデスクなので余裕のある奥行き
- 配線を隠せる機能
あたりがトレーニング部屋の相性と良く、こちらを選びました。
LOWYA (ロウヤ) オフィスデスク デスク 配線すっきり タップ収納付き コードスリット 木製 シンプルデスク 幅140cm ライトナチュラル 新生活
- 出版社/メーカー: VEGA CORPORATION
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かなり満足しています。
結論:ホームジムは最高です
- いつでもできる
- 音楽ガンガンにかけてもいい
- 他の人を気にしなくていい
- 人目も気にならない
と、ストレスフリーなホームジムは最高です。
私のような極小スペースにもホームジムは作れます。トレーニング内容も満足できます。
スペースやお金の問題からホームジムの作成に踏み切れずにいる人も多いかと思いますが、こんな省スペースでも可能です。
迷っている方の後押しになれば幸いです。